釘原直樹 名誉教授
腐ったリンゴをどうするか?
1人で作業したときよりも集団で作業したときのほうが作業量が少なくなる、という「社会的手抜き」。これは誰しもが持っている性質であるが、度が過ぎると手抜きは感染し、そばにある“リンゴ”から次々に広がり、最後には箱全体を腐らせる。この性質を心理学に詳しくない人にでもわかりやすいように読み解いた一冊。 (Amazon)