6/19に社会心理学セミナーを開催しました。

2024年6月19日(水)に、毎日新聞の専門記者である大治朋子氏を迎えて、社会心理学のセミナーを開催しました。

大治さんからは、人間の思考における「語り(ナラティブ)」という抽象的な概念が、個人の思考パターンから社会の重大イベントまでにどのように影響を及ぼすかについて、多くの事例を交えて詳しく解説していただきました。

専門記者としてのインタビューでの経験を活かし、独自の質的分析の視点から社会心理学研究のキーワードである「説得」のメカニズムを再構築し、参加者の活発な議論を引き出しました。

セミナーの後、懇親会が開かれ、リラックスした雰囲気の中で意見やコメントが交換されました。参加者はそれぞれの研究の方向性も踏まえて大治さんに感想を伝え、有意義な意見や洞察が共有されました。


なお本セミナーは、人間科学研究科教育改革推進室 大学院学生研究集会開催支援金を受けて実施しました。記して感謝申し上げます。