10月17日に福島県立医科大学の小林先生をお呼びして講演会を開催します(要事前登録)
講師の小林さんは,社会心理学,特に集団行動の研究者ですが,ここ数年は福島原発災害後の現場で当事者と関わりながら研究を進めておられます.
題目:災害後の差別とその研究:原発事故と新型コロナ感染症
講師:小林智之さん(福島県立医科大学医学部災害こころの医学講座 助教)
概要:
生活を脅かすほどの大事故や災害が生じたとき、人々の間で偏見や差別が見られることがある。本講演では、講師が行った調査から、福島第一原発事故と新型コロナウイルス感染症のパンデミックに関連した差別について、データや知見を紹介する。災害時には社会の結束が高まるといった心理学的過程も見られる一方で、実際に差別を経験する人が後を絶たない。どのような差別が見られるのか、またそれらがどのように生じて、どのような解決を考えられるのか、講演を通して考察する。
日時:2022年10月17日(月)午前10:00~12:00
会場:大阪大学吹田キャンパス人間科学研究科本館1Fインターナショナルカフェ
対面(インターナショナルカフェ)とZoomのハイブリッド開催で,どなたでもお越しいただけます.
※参加人数には制限がありますので、メール題目に「講演参加申し込み」と記載の上、事前に①氏名、②Emailアドレス、③参加方法(会場or オンライン)を下記の参加申し込み先までお知らせください。
主催:CiDER科学情報・公共政策部門社会技術ユニット+社会心理学研究室
大阪大学感染症総合教育研究拠点科学情報・公共政策部門
志水美佳 shimizu@cider.osaka-u.ac.jp