本研究室で扱うテーマ  本研究分野では主に集団や群集のダイナミックスについての研究を行っています。集団に関しては集団パフォーマンス(社会的手抜きや集団による怠け、スポーツにおける観衆効果やホームアドバンテージ)、集団意思決定(集団による愚かな決定である集団浅慮や危険で極端な決定を行うリスキーシフト)、などについて分析しています。それから集合・群集行動に関しては、テロリズムやスケープゴート現象(事件や災害が起きた時のマスコミによる非難対象の変遷)の分析、反社会的行為(殺人や犯罪)に関するマスコミ報道の影響の分析なども行っています。
これまでの研究  またリスク認知(自分や他者が自殺、事故、病気のどれで死ぬのかを考えた場合の認知の歪み)に関する調査も行いました。その他にもパニックに関連した研究もあります。
例えば群集衝突や群集の同調に関する野外実験、危機事態からの避難行動の実験室実験を行いました。


人間のネガティブな側面  このように本研究分野で扱っているのは主に集団や群集のネガティブな側面です。「疾風に勁草を知る」という言葉があります。人間の本性は危機事態や逆境において露になることが考えられます。また人のポジティブな側面を理解するためにもネガティブな側面を知ることは大切だと考えられます。
 ただ最近は研究倫理が厳しく問われるために、この種の研究を行うことが難しくなっているという現実もあります。


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